そろそろ『ザ・ゲーム』について語ろうか
ナンパ界隈で最近話題の本と言えば私の
『今さら聞けない本当の恋愛入門』
ですが、続いて(?)
『ザ・ゲーム』という本も話題になりました。
ニール・ストラウスという方が書いた本で、
内容は
↓引用↓
★★★ハリウッド発!
全米ベストセラーついに日本上陸★★★
誰でも一週間でモテる男になれる
★口説きの科学&ナンパの理論★
ブリトニー・スピアーズ、パリス・ヒルトンが、
口説きオトされてしまった禁断のテクニックが解禁!
アマゾンUK、アマゾンUSAの売上げランキングで上位を走り続け、ニューヨーク・タイムズ誌のベストセラーリストに5週にわたりランクインした、イギリス、アメリカで話題沸騰の究極のナンパバイブルがついに日本上陸!いよいよその全貌が明らかになる。
モテるために必要なのは、
金でも名声でもファッションでもなかった!
理想の女を必ずオトせる、
最高のナンパテクニックの極意を全公開!
■3秒ルール
ターゲットを見つけたら、3秒以内に声をかけろ!
■ネグ
失礼なことを言え、そして褒めるなら遠回しに!
■時間制限
「15分だけ・・・・・・」会話には必ず時間制限を設けろ!
■フェイズ・シフト
性的緊張を高めるには、左目→右目→唇の順に凝視しろ!
■イエスの梯子
答えが全部「イエス」になるような質問をぶつけろ!etc
↑引用ここまで↑
ということなんですが…
果たしてこれを郷田ゴーはどう読んだのか。
気になる方も多いことでしょう。
まず順序よく、このコピーから考えていきます。
>誰でも一週間でモテる男になれる
>★口説きの科学&ナンパの理論★
「誰でも」は言い過ぎだと思います。
集中してがんばれる人ならあるいは。
>モテるために必要なのは、
>金でも名声でもファッションでもなかった!
半分同感です。
>理想の女を必ずオトせる、
>最高のナンパテクニックの極意を全公開!
これは言い過ぎです。
「女を」と「理想の女を」では、
吉本養成所の生徒と、明石家さんま師匠くらい違う。
>■3秒ルール
> ターゲットを見つけたら、3秒以内に声をかけろ!
200%同意です。
1秒でもいいくらい。
ストリートなら3秒でもう遥か彼方ですし、
クラブなら違う男が声をかけます。
何より、3秒も考えてたら地蔵化します。
>■ネグ
> 失礼なことを言え、そして褒めるなら遠回しに!
藤沢数希さんのメルマガでいう「Disる技術」ですね。
>■時間制限
>「15分だけ・・・・・・」会話には必ず時間制限を設けろ!
制限することにより、
永遠にしつこくされることはないと、女性に安心させるという。
いいと思います。
>■フェイズ・シフト
> 性的緊張を高めるには、左目→右目→唇の順に凝視しろ!
初耳です。
>■イエスの梯子
> 答えが全部「イエス」になるような質問をぶつけろ!etc
伝説のナンパ師・サンジさんがおっしゃってましたね。
わかってても、意識してやるのは難しいですよね。
…そして本文なのですが…
(ここからは、ある程度読んでる方を前提にしますし、
ちょっとネタバレもします)
実はまだ212ページまでしか読んでません…。
なんか、
登場人物多いし、時系列がよくわからんし、
主人公のレベルが今どれくらいなのかよくわからなくて、
スっと読めなくないですか?
正直読み易いとは言えません。
が…
そんなことどうでもいいですよね。
読後感とか、本としてどうなのかとか、著者の善悪とかどうでもいい。
要はナンパなり恋愛になり役に立つかどうか。
僕の本もメルマガも、みなさんそういうドライな目で読んでくれてると思います。
で、そういう目で読んでいくと…
まず、非モテだった主人公ストラウスは、
「ミステリー」というナンパ師…
この本ではカリスマナンパ師が「ナンパアーティスト」という名前で登場します。
「ナンパアーティスト」の「ミステリー」に500ドル出して弟子入りし、
「スタイル」というハンドルネームをもらいます。
「ミステリー」は
“オンラインのナンパコミュニティでもっとも尊敬を集めている
ナンパアーティストで、実社会の中でどう女たちと出会い、誘惑すればいいか、
アルゴリズムにも似た長く細かい投稿を繰り返している強者”
です。このミステリーが大胆なナンパをしていくのが序盤なのですが、
どういうナンパかというと