『ゼロ・グラビティ』に学ぶ恋愛の吊り橋効果
『ゼロ・グラビティ』という映画を観てきました。
3D映画は、『アバター』で華々しくデビューしましたが、
正直その後はいまいち「これ3Dいるか?」っていう作品が多かった気がします。
メガネかけるのがめんどくさい割に、別に3Dになったところであまり面白くないみたいな。
むしろなんか酔う感じもするし、女のコといく映画を選ぶときも、
「3Dじゃないやつにいしよう」
と、最初から3Dを外して考えたりしていました。
しかし最近一緒に行った女のコの推薦で『ゼロ・グラビティ』に行ってみると…
面白かったです。
主人公の大冒険をただ3Dで見るんじゃなくて、
自分が宇宙空間に吹っ飛ばされたり、息苦しくなったりする演出をされると、
まだまだ3Dは楽しめるというのがわかりました。
…まあそれは恋愛と関係ないのでどうでもいいのですが、
この映画の中で、恋愛研究的に考えさせられることがありました。
それが
「吊り橋効果」
です。
主人公のライアン・ストーン(サンドラ・ブロック)は、宇宙船を直すために派遣された機械のプロフェッショナルで、
相手の男のマット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)はバリバリの宇宙飛行士。
二人は初対面に近い感じで、恋愛感情などありませんでした。
ですが…
作業中に人工衛星の破片が飛んできて、
一瞬で仲間は全滅し、
サンドラ・ブロックは宇宙空間に吹っ飛ばされるというハプニングが起こります。
それをジョージ・クルーニーが助けにいきます。
助けにいっても、ごちゃごちゃ文句を言ってるサンドラですが、
しかし二人だけで宇宙を彷徨ってるうちに次第に心の距離が縮まり、
さらなるトラブルに見舞われる頃には、
恋心のようなものが芽生えていました。
別に、
サンドラ・ブロックはジョージ・クルーニーのルックスが好みだったわけではありません。
収入は、宇宙飛行士だからいいのかもしれませんが、
サンドラ・ブロックだってそれに依頼されるくらいの先生なので、収入はいいはず。
収入に惹かれたわけではないでしょう。
ではなぜ恋愛感情が生まれたのかというと、
極限状態
だからです。
命も危ういという極限状態になると、
そのドキドキ感を、
人間の脳は恋愛と錯覚してしまうのです。
これを
「吊り橋効果」
と言います。
そして、その「吊り橋効果」を意図的に恋愛に使う方法があります。
それは